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投資家の皆様へ

日本製罐株式会社 代表取締役社長 西尾 文隆
日本製罐株式会社 代表取締役社長 西尾 文隆

 平素より当社への格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 この度、2024年6月末の株主総会におきまして代表取締役に就任することとなりました。ここにご挨拶を申し上げます。
 当社は来年、創立100周年を迎えます。この節目に際し、皆様の長年にわたるご支援に心より感謝申し上げます。
 当社は18リットル缶と美術缶の製造販売を主体とし、長年にわたり成長を遂げてまいりました。しかし、現在の市場環境は極めて厳しい状況にあります。日本国内の人口減少や国内需要の減少、そして企業の海外進出に伴い、当社を取り巻く競争環境は一層厳しさを増しております。

 このような状況下だからこそ、当社は昨年、新たな企業パーパスとして「顧客への +(プラス)、社員への +(プラス)、社会への +(プラス)。+(プラス)創造を通じて、明るく、豊かな未来を創造していく」を掲げました。
 このパーパスのもと、私たちはお客様、社員、そして社会全体に対して常にプラスの価値を提供することを目指してまいります。
 具体的には、以下の点に重点を置いて取り組んでまいります。

  1. 製品とサービスの革新:お客様のニーズに迅速かつ的確に応えるため、技術革新と品質向上を追求し、競争力のある製品を提供してまいります。
  2. 社員の成長と働きがいの向上:社員一人ひとりが持つ力を最大限に発揮できるよう、働きがいのある職場環境の整備とスキルアップの支援を強化してまいります。
  3. 社会貢献と持続可能な経営:地域社会や環境に配慮した企業活動を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 これらの取り組みを通じて、当社のパーパスが株主の皆様の利益に直結するものであることを確信しています。

 当社はこれからも皆様の信頼に応え、さらなる成長を目指してまいります。企業努力を怠ることなく、柔軟かつ積極的な姿勢で挑戦を続けていく所存です。
 最後になりますが、株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2024年6月
代表取締役社長 西尾 文隆